初心者が「ふるよに」のゲームシステム的魅力を考えてみた。

はじめまして、純全帯(ジュンチャン)と申します。

 

今回、12/22分のAdvent Calendarに登録しましたが、誤って登録してしまったようで、登録した認識を持っていませんでした。主催のへくとぱ様より確認をいただき、誤登録が発覚しましたが、せっかくの機会ですので、一日遅れですが記事を書かせていただいてます。

 

主催のへくとぱ様はじめ、Advent Calendarを楽しみにしていた皆様、大変失礼いたしました。

 

 

ですが、私はふるよにが大好きだという思いは本物です。

まだ初心者で、ゲームする機会も少ない私ですが、そんな初心者である私だから書ける記事を思いそのままに書いてみます。他のアドカレ参加者様と比べるとものすごく稚拙な文章になりますが、ふるよに記事投稿の第一歩目として生暖かい目で見ていただければ幸いです。

 

 

 

すさまじく洗練されたゲームデザイン

私がふるよにを始めたのは、約半年前、2019年6月の頃でした。当時はMTGマジック・ザ・ギャザリング)をやらなくなって1年ほどたち、また何かカードゲームやりたいなーと考えながらシャドバをダラダラとプレイしていました。そんなときに、新潟のゲーム会にふらっと足を運んでこのゲームに出会い、衝撃を受けました。その時の一番の衝撃はこのゲームを収納する箱でした。

 

 

ふるよに革命1 持ち運べるデッキの数

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収納図

 

購入した段階で各メガミ毎に専用の簡易ケースが付属され、収納がとてもきれいに収めることができる。プレイヤーへの気遣いが込められた素晴らしい設計がされていました。

そしてこの中には2種類のメガミを宿すことで313種類(シーズン5現在)の組み合わせによるデッキを組むことができます!!わずかこの一箱を持ち運ぶだけで!?

MTGならばこの箱のサイズだとサイドボードを含めると6デッキ程度が限界です。カードゲームでここまで洗練されたデザインは他に見たことがありませんでした。

 

 

ふるよに革命2 各カードが1枚のみという制限

「ふるよに」は各カードが一枚しかありません。これによって次のメリットが生まれました。

〇プレイヤー両者が得られる情報密度の高さ

なにせ、桜花決闘にはデッキが七枚しかありません。そのなかで、例えば3枚もカードがダブっていれば相手が持つカードの予測が簡単にでき、対戦に駆け引きの要素が低くなってしまいます。(いんだすとりあっていう異端児はちょっと度外視しますね。)

 

〇スリーブ作業の削減

スリーブにカードを入れる作業は、楽しくもあるけど時間がかかります。このゲームは、各カードが一枚しかないため、この作業は一回やればあとは一切ありません。

また、一般的なTCGでは、デッキ毎に区別するためにスリーブの絵柄を分けたりします。そうすると、ほかのデッキから一枚を移動させるためにスリーブの移し替えという厄介な作業が加わります。かなり面倒です。

それがこのゲームには存在しません。なぜなら、基本的にすべてのカードのスリーブを統一するためです。そりゃそうです。他のメガミと組み合わせるためにいちいちスリーブの柄を差し替えるのは無駄です。そしてすべてのスリーブを統一しても、メガミ同士のカードが混同して無くすということはめったに起こりません。専用のカードホルダーが付属していることと、そもそもカードが一枚ずつしかないので大事に扱わなければならないのです。

 

 

エラッタ(カード修正)が容易

TCGには環境を支配するために「禁止カード」がよく出現します。「禁止カード」はその環境であまりにも強く、禁止改定されるまでの期間に多くのプレイヤーが多額の出費をして買い集めます。そして禁止された後はただの紙になってしまい、多大の出費をしたプレイヤーは途方に暮れてしまいます。

ですが、「ふるよに」はそれすらも容易に解決します。なぜなら、<各カードが一枚しかない>ことと、<ブースターパックがない>ため、そもそもカードを必要最低限しか刷っていません。なので、無料でカード修正パックを配布することができ(それもたいてい拡張発売のタイミングで同梱されるので輸送コストもなく)、プレイヤーはずっとお気に入りのカードを使い続けることができるのです。

 

 

ふるよに革命3 ブースターパックという概念の消失

「ふるよに」には、ブースターパックがありません。これには物凄いメリットとデメリットがあると思います。まずはメリットから紹介します。

 

〇メリット1 ゴミが出ない

「ふるよに」には不必要なカードが存在しません。それは、ブースターパックという概念がないためです。通常のカードゲームは欲しいレアカードを得るためにいくつものブースターパックを購入し、一枚を得るために多くの「使わないカード」を購入します。カードも積もれば場所を取り、重くなります。そのため、「使わないカード」は一度も使われずにゴミに出されたり、プレイヤーによっては捨てることがもったいないので保管に場所を圧迫して精神的な負担になることがあります。

ですが、ブースターパックが存在しないだけで、一切ゴミが出ません!

・環境に優しい

・プレイヤーの精神的負担を削減

この二つを同時に満たしてくれる、画期的な概念です!

 

〇メリット2 衝動欲求からの回避

MTGを経験すると、どうしてもレアカードが欲しくなります。なぜなら勝負に勝ちたいためです。カードゲームには「パワーカード」と呼ばれる、ゲームの流れを決定づける一枚があり、勿論それは「ふるよに」にも存在します。ですが、このゲームは各カードを一枚ずつしか使えないため、そもそもカードを買い足す必要がないのです。新しいカードは拡張を買えば使うことができますが、それも1シーズンに一回の出費で済みます。

ブースターパックは、ソシャゲのガチャと一緒です。その元祖です。引くまで剥いてしまう人がいます。衝動欲求が強い人でも、問題なくカードゲームが楽しめる。それが「ふるよに」です。

 

〇メリット3 プレイヤー間の環境に差が生まれない

どうしても、経済的に余裕がない人がいます。というか、現代人はみんなそうです。そこで、一般的なTCGはお小遣い的にどこまで使えるかが、そのまま「デッキの強さ」に反映されます。ですが、「ふるよに」はそれも解決します。

プレイヤー間の環境の差は、「拡張を買うか否か」です。つまり、上限は基本セット+達人セット+拡張(1~4)すべての購入で、2万円程度です。したがって、経済的にこれを払えるプレイヤー間では環境に差が生まれないのです。

そして、もしカードを保有していないとしても、大多数の心優しいプレイヤーは自分のカードを貸して使わせてくれます。むしろこのゲームは1セットあれば二人で遊ぶことができるように作られてます。よって、実質プレイヤー間に経済面での環境差はないのです。

 

 

〇デメリット1 カードショップで扱いずらい

これだけメリットをあげましたが、一つ決定的なデメリットも存在します。それが、カードショップで扱いずらい商品だということです。カードショップはブースターパックや場代で利益を上げることはほぼありません。実際、運営はレアカードの取引によって成り立つようです(と聞いたことがあります)。このゲームにはレアカードが存在しないため、カードショップで扱っても利益になりにくく、提供しずらいのかなぁと想像します。したがって、カードショップが大会を運営するケースはほぼなく、プレイヤーがゲームできる機会は個人的な友人とやるか、その地域に大会が開かれているかで、実際に楽しめるかが大きく影響されます。

 

 

 

などなど、記事の投稿に遅刻してしまい、1時間くらいで書いてみた文章なのでいろいろと不備があるかと思います。

そして、ベテラン勢の皆様にはデッキ解説もせず、「何をいまさら」と言われる内容ばかりかと思います。

まだ初心者であり、プレイ経験もあまりない私がデッキ解説はできないと思ったので、今回は自分が考える「ふるよに」の魅力を一部書いてみました。(もっと書いてみたいけど...)

 

今回を機会に、このはてなブログにも度々ふるよに関連を投稿してみたいと思います。(ゲームの中身についても書けるように上達したいなぁ)

 

また、私事ですが最近Youtuberをはじめたので、このゲームの宣伝もしてみたいと考えております。もしあげたら生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

このゲームの魅力を、まだ知らない人に伝わり、プレイ人口をちょっとでも増やす手助けをしたい。そして自分も他のプレイヤーにも、心から楽しいふるよにライフを送っていきたい。そんなことを考えています。

 

3月には大規模大会が地元新潟に開催されることが決まっているので、一人でも新潟から新規のプレイヤーを大会に連れていきたいです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

そして、遅刻してしまってすみませんでした。 <(_ _)>